Week3-11  High Quality Display


                                 

巨大な建物を制作する場合、どうしてもデータが大きくなってしまいがちです。 データが大きすぎるとコンピューターの動きが遅くなったり、フリーズして  まったく動かなくなったりします。
いかにデーターを小さくするかが重要なポイントになってきます。
今週は データを小さくするテクニックを説明します。

1.  

こ れは、データーを小さくする場合の良い例と悪い例です。


皆さんがここで学んでるデータは Polygon ( ポリゴン) というデータで、Edge (直線の辺)、Face (平面)、Vertex (ポ イント) からできています。

ポリゴン以外にも Nurbs (ナーブ), Subdivision (サブディビジョン)というデータがあります。

Subdivision Polygon 細分割し て 曲面にしたデータです。

Maya では、キーボードの 3 を押すと Polygon  が Subdivision の ように表示でき、とても便利です。  Maya はこれを High Quality Display と呼んでいますが、基本的にはSubdivision と 同じです。

2.

Cube (立方体)をキーボードの 3 で表示してみると、角が丸くなって球体になります。
ポリゴンの表示に戻るには、キーボードの 1 を 押します。


3.

今度は 長くしてみます。


4.  

こ んな感じになります。


5.

上 面と底面を消去すると、

6.
 
このような筒状になります。
データを軽くしたい場合、建物の柱などはこれで制作します。



                                                                                                

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