実世界では、オブジェクトは次の特性に基づいて特定の方法 で表示されます。

• オブジェクトを構成するマテリアル
• オブジェクトのサーフェス テクスチャ
• オブジェクトがどのように照らされ、どのようにライトを反射するか
• オブジェクトを取り巻く環境

Maya では、シェーディング マテリアルを割り当てることによってサーフェスやオブジェクトにこれらの特性を加えます。

シェー ディング マテリアルは、レンダラに指示を提供して、シーン内のサーフェスがライトに対してどのように反応し、最終イメージでどのように見えるかをシミュレートでき るようにします。シェーディングでリアルな外観を作成するには、カラー、透明度、輝度など多くのアトリビュートが関係します。

シェーディング マテリアルに関連するマテリアル アトリビュートを編集すると、レンダーしたイメージでの表示に影響します。このようにして、実世界や想像上のイメージを作成することができます。

このレッスンでは、基本的なシェーディング機能の使用方法 を学習し、最終イメージでオレンジのような外観になるように球体をレンダーします。

このレッスンでは、次の項目について学習します。

• 特定のカラーとサーフェス アトリビュートを持つシェーディング マテリアルを割り当てる方法
• シェーディング マテリアルのタイプ（Lambert、Blinn、Phong など）を区別してマテリアルの特定の外観を実現する方法
• サーフェスにラベル テクスチャ マップを割り当てる方法
• ハイパーシェード エディタ（Hypershade Editor）を使用してシェーディング マテリアルを表示および操作する方法
• バンプ テクスチャ マップを作成してでこぼこしたオレンジの皮をシミュレートする方法
• 3D マニピュレータを使用して 3D テクスチャの配置を制御する方法